マザーテレサの「 人間にとって最大の罪は愛が足りないことです」(2)
「スラムの聖女」と讃えられたマサーテレサ。豊かな生活をぬぐり捨て、自分の中で感じる、「うずき」や「良心の声」に素直に従い、自分の使命を見出し、自分の心の声や直感に正直に生きた、感動の生涯を昨日に引き続き紹介しましょう。
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<38歳の決断>
東ヨーロッパのユーゴスラビアで、1910年にテレサは生まれ、18歳までそこで育ちました。洗礼前の名は、アグネス・ゴジャ・ベジャンヒュー。両親は熱心なカトリック信者でした。
12歳の時、アグネスは通っていた教会の神父から、インドに宣教師が派遣されていることを教えられます。また、貧しい人、苦しんでいる人のために生涯仕えた聖フランシスコの話を聞き、深く感動するのです。少女はいつか宣教師になり、貧しい人のために働こうと考えるようになりました。
18歳の時、アグネスはアイルランドにあるロレッタ修道院が、修道女をインド各地に派遣して宣教に当たっている、という話を聞きました。そして、修道女になろうと決心します。洗礼名はテレサ。こうしてシスター(修道女)となったテレサは、インドに向かったのです。
1937年、テレサはカルカッタのロレッタ修道院の敷地内にある、聖マリア高等学校で地理の教師となりました。神の愛を説く熱心な教育と信仰が認められ、やがて校長となります。
しかしこの頃から、テレサは深く悩み始めます。スラムの近くにありながら、ロレッタ修道院の中は緑の木に囲まれ清潔でした。聖マリア高等学校の生徒は、ほとんどが金持ちや役人など裕福な家の子女たち。
ところが修道院を一歩出れば、行き倒れや、ごみ箱に捨てられた赤ん坊、指のないハンセン病患者・・・・。あまりにも多くの苦しむ人々の姿に、テレサは自問をくり返します。
「こんな生活をしていて、使命を果たしているといえるでしょうか。私は、何もかも整った学校で、恵まれた子供たちに神の愛を教えています。けれども、あの貧しい人たちこそ神の愛を本当に必要としているのではないでしょうか。私はあの人たちの力となるために、インドに来たはずなのに」

ではなぜインドに、これほどまでに悲惨なスラムや膨大な路上生活者が生じたのでしょうか。それは、こんな時代の背景があったのです。当時インドは、イギリスからの独立をめぐってヒンズー教徒とイスラム教徒の抗争が激化していました。
1947年には独立を果たしましたが、ヒンズー教徒が多いインドと、イスラム教徒が多いパキスタンの二つの国に分かれてしまったため、東パキスタン(今のバングラデシュ)からのヒンズー教徒の難民が後を絶ちませんでした。
大都会のカルカッタには、国内の内紛で家を焼き出された人たちに加え、そうした難民も流れ込んできたのです。食物も家もなく、病気になれば道に倒れ、そのまま死ぬしかありませんでした。百万ともいわれる人々が、スラムや路上で生活していました。巨大な貧困と飢えと病が、人々を重く覆っていたのです。
そうした過酷な人々の境遇に頭を痛め、ある日、テレサはこう決心します。「私の使命は、修道院の中にこもって祈ることではなく、貧しい人々の中に自分から飛び込んで行って、そこで最も苦しんでいる人にすべてを捧げて生きることです。キリストは“私は飢えていた、裸だった、病んでいた”とおっしゃいました。飢えに苦しみ、死に瀕している人々こそ、姿は違っていても病めるキリストなのですから」
修道院を出て貧しい人々に仕えることを決意したテレサでしたが、修道院以外に出ることは原則として許されません。一年以内に戻るなどという例外的は配慮で許可されたのは二年後、1948年のことでした。
テレサはインド人の着る粗末な白い木綿のサリーを買い求め、修道服と着替えました。こうして、高等学校の校長という恵まれた地位も修道服も捨て、カルカッタの極貧のスラムの人々に中にたった一人で入って行ったのです。テレサ38歳の決断でした。(明日の最終回に続きます。)
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「マザー テレサ」さんにしても、「越山雅代」さんにしても、”なるべくしてなった方”と言うより、”なるべく方がなった”と言えるでしょうね。
今日のお話しは難しくて、感想もかけないぐらいですが、しっかりと読ませて頂きました。
*菊地みどりさん、マザーテレサの命日を教えて下さってありがとうございます。
それから、今日越山さんの本を2冊ほど、本屋さんへ取り寄せを頼みました。何時ぐらいにとどくのか解りませんが、1~2週間内でしょうか。早く読みたいので、早く届いて欲しいです。
地位を捨てて、新しい世界に飛び込む覚悟に
感動します!
それにしても当時のインドは悲惨ですね。
世界には当時のインドと同じような状況の国が
あると聞きます。
まだまだ、やることはたくさんありますね。
インドに限らず、世界では宗教の違いが原因で争いが起きている国がありますが、聞く度に、人を救うため?の宗教が、なぜ多くの人を苦しみ悲しませ、多くの人の命を奪っているのか、いったい何のための宗教なのか、疑問に思います。
宗教心の薄い日本人には理解しがたいこともあるようですが。
「私の使命は・・・・・・・・病めるキリストなのですから」・・・マザー・テレサの高い意識、そして恵まれた地位を捨て、たった一人でスラムの極貧の人々の中に入って行った勇気と決断にとても感動しました!
>自分の中で感じる、「うずき」や「良心の声」に素直に従い、自分の使命を見出し、自分の心の声や直感に正直に生きた・・・
これって雅代さんが日ごろおっしゃっていることですよね。
私も今一度、自分の胸に手を当てて問いかけてみます。
「私にとって幸せな生き方とは?」と問いかけてみました。
マザーテレサの生き方を知ってしまったら、恵まれた環境を求める人生に満足できなくなりました。
弱い立場の人びと、困っている人を見て人事のように通り過ぎていた自分が恥ずかしくなりました。
本当に満足できる生き方を自分の本心良心の声に聞いて、最も自分らしい人生にしたいと思いました。
「私の使命は修道院の中にこもって祈ることだけではなく、
貧しい人々の中に自分から飛び込んでいって、そこで最も
苦しんでいる人に全てを捧げて生きること」これでもか
これでもかと生きられる姿が素晴らしく感動の思いです。
自分の生き方は自分で決めることは当たり前ですが、
後悔のない様に生きたいと思います。
私は現在38歳ですが、私の決断は「サンディエゴへ行く」でした!!
偶然、、、^^;
エゴスキューのセラピストになるという決断でした、、、。
うちの子供がお世話になっている家庭教師の先生は、先日までアフリカに住んでいました。
お話を聞くと、テレビでよく見る飢えた子供達がたくさんいる光景は日常だったそうです。
助けてあげなければいけない人があまりにも多すぎて、誰を助けたらいいのかわからなかったと言ってました。
豊かな国で暮らしている私ができることってなんだろうと考えさせられてしまいます。
一生をかけて見事に実践されたマザーは本当に神様のような人だと思います。
私もエゴスキュー、雅代メソッドとかかわりながら、世界中が元気になれるお手伝いができたらいいです。
マザーテレサの生き様に、とっても感動しました!
自分の内なる声に正直になり、何もかも揃っている豊かな環境から、貧しく、病気で困っている人の所に、何もかも捨てて身を投じられた姿から、学ばせていただくことが沢山あります。
私も自分の置かれた立場でできる最大限のことから、まず始めたいと思いました。勇気と元気が出るお話、どうも有難うございます。最終回も楽しみにしています。
自分の使命は何かを問い詰め、、自分の本心の声に従い、楽な環境を飛び出し、貧しい人の中に入っていき、それを生涯貫くのは、容易なことではないと思います。しかし、そういう生き方の方が、魂が喜び、悔いが残らないと思います。
マザーテレサの生き方を見習いたいです。
「私の使命は、修道院の中にこもって祈ることではなく、貧しい人々の中に自分から飛び込んで行って、そこで最も苦しんでいる人にすべてを捧げて生きることです。」
自分の使命が明確になったとき、自分のエゴがなくなったとき、人は自分の心の声や直感に従った大胆な決断や行動ができるのでしょうか?マザーでも自問を繰り返したというところに今日は惹かれます。
私がマザー・テレサに間接的に出会えたのは、写真展でした。そして確か、日本は物質的に豊かだけれども、精神的には貧しすぎます。というメッセージに触れた時でした。その時私は営業の世界に埋没していて、そのメッセージの前でしばらく動けなくなったのを覚えています。そして又何事もなかったかのように、身体が動かなくなるまで営業の世界で人生を送っていました。子育ても中途半端、人間関係は欲得だけの日々。子供達も社会人になり、色々な問題を抱えながら、過ごしています。今私は全く違う生き方で、過ごしています。そして命がある限り、自分の能力を使って自分の子供や、ご縁のある人々にお役に立てるように心がけて生きています。テレサの真っ直ぐな表現力に、畏敬の念を抱いています。私の知る限りでは、これを言ったら危ないとか、いろいろ配慮しながら、確信を言えずに終わってしまう事があると、認識しています。ありのままに、生きる事の難しさの中で、テレサの話の中で印象に残っているのは、どんなに多額の寄付金であってもただ一言”ありがとう”これだけで面会は終わってしまう。という事でした。私の今の認識は、沢山の体験を味わうために生きている。です。喜びも、悲しみも、嫉妬も、その他もろもろも、結構それぞれ深い味わいがあると、人生を喜んでいます。全てにありがとうございます。
自分の使命を自問し、その答えを出し決断し、行動していく・・自分には何ができるのか?彼女は「あなた方は、わざわざ、カルカッタにまでやってきて、ボランティアをする必要はないんです。あなたの街にも一人っきりで寂しく暮らしているお年寄りがいらっしゃるでしょう。目が悪くて手紙を書くのに困っているいらっしゃる人、体調が悪くて買い物になかなか出られない人がいらっしゃるでしょう。そういう方に親切にして差し上げなさい。それが、カルカッタにやって来るよりも価値のあることなのです。日々の足下のことを忘れないでね。」
心をこめて笑顔で人と接すること・・今の私にはこれくらいのことしかできなせん。でも、それができる、”今”を大切にしたいです。
>行き倒れや、ごみ箱に捨てられた赤ん坊、指のないハンセン病患者・・・・。
赤ちゃんを、ゴミのように捨てざるを得ない現状!信じがたい光景です。
悲しい事に、今でも、このような光景は、世界の何処かで起きている事ですね。
自分がどういう生き方ををするのか、何をするのかを考えさせられます。
カルカッタの極貧のスラムの人々に中にたった一人で入って行たマザーテレサ。
自分の心の声に従って、あえて、大変な環境を選択し、一生を貫き通した姿に感動します。大尊敬すると共に、私も、見習いたいです。
私の38歳は、栄養補強にめぐり合い、良くなった年。雅代さんと「日本を元気にする運動」に巡り合い、郡山で講演会を開催し始めた年です。あれから7年の月日が流れました。
マザーテレサの足元にも及ばないですが、私も自分にできることをコツコツ、良心の声に従って、これからも頑張っていきたいと思います。
地位と名誉と富を捨てて、自分の使命を誠実に果たすべく行動する。本当にすばらしいです。このお話を読んでいるだけで感動で涙が出そうになりました。
私は38歳で何をしているだろうか?
いつも偉人などの話をきくと、その人物の何かを成した年齢と自分を重ねてしまいます。
とよみさんにとって38歳は転機を迎えたときだったのですね(とよみさんが38歳プラス7歳???若いですね)
私は三年後自分の使命をしっかり見つけて行動にうつせているだろうか。
その実現のためにも日々誠実に一生懸命生きたいと思いました。