「逆境に生きた女たち」私のうちに神の愛が溢れて、外に及ぶことができますように(2)
今でも津田梅子さんのような生き方は、相当な勇気と行動力が必要です。ちょっと、今から約100年前の社会の状況に自分を置いてみて下さい。彼女の生き方は私達に、大いなる希望、勇気と刺激を与えてくれます。昨日のブログからの続きをどうぞ!
この梅子さんの生き方について、是非感想をコメントに書いてね。いつも私が言っているように、情報は受け取るだけでなく、何らかの形で回りに出し始めると、自分の人生も好転し始めます。いつもこの幸運への「鍵」を伝えているのに、実践しない人がまだまだ沢山。今回せっかくの良いチャンスなので、まずは自分の殻を破って、自分の感想を表現してみる練習を。
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<十人の塾生と同居>
一度踏み出したら後にはひかない意志の強さや、ときには仕事の面では性急さをみせることはあっても、最初の一歩を踏み出すまではゆっくりと時を待っていました。資金を集めて設備を整え、華やかに宣伝して開校することもできる経歴と力を持ちながら、そうした申し出は一切断りました。
新しいことを始めて一時的に目立つのはたやすいかもしれません。けれども継続していくことは難しく、成功はさらに困難なのです。
一粒の種子が地に落ちて芽生え、枝を広げ、多くの実を結ぶ夢です。先走らず、本質でないところで非難を受けることがないように、できるだけ目立たず、種子を育てようとしていました。
少数の学ぶ熱意のある女学生に確かな知識を授け、世の中で独立していける実力を養い、教師と学生の人格的触れ合いを通して、心と魂のゆたかな糧を与えることが、十五年教壇に立ってきた梅子の教育の願いだったのです。
わずか十人の塾生と、小さな一軒家に同居して生活を共にすることから、梅子の夢は出発したのでした。その開校式にこう挨拶しています。
「本当の教育は、りっぱな校舎や設備がなくてもできるものであります。真の教育には物質の設備以上にもっと大切なものがあると思います。それは一口に言えば、教師の資格と熱心と、それに学生の研究心であります。
大きい教室で多数の学生を教えていては、知識の分配はできましょうけれど、真の教育はできません。真の教育は生徒の個性に従って、別々の取り扱いをしなければなりません。真の教育は、小人数に限ると思います」

(女子英学塾開校時の校舎。家賃50円の借家。塾生10名と英語教員免許試験の受験準備で入学した者が4名いた。)
梅子の授業は厳しく脱落者も出ましたが、一人ひとりの生徒にかける熱意にひかれて、毎年倍近い学生が入学してきました。手狭になるたびに引っ越しを繰り返し、生徒の授業料ではとうてい賄えず、私財をなげうった上、梅子は無給で働いていました。生活は、女子高等師範学校での週二回の講師と二つの家での家庭教師の収入で支えていました。
<嵐の時代を生きて>
そして、軌道に乗った塾を公のものとして法人化し、男子の官立大学に匹敵する女子大学にしたいという願いがありました。それを目前にして、病に倒れたのでした。
「官費で恵まれた留学をさせてもらったのだから、返さなければ」という思いが、結婚を積極的に考えさせなかったと言われます。女子の高等教育という夢にかけてきたのに、突如仕事ができない体となり、なお十年も余命を生きて行かなければならなかった境遇は、ある意味では残酷だったかもしれません。
晩年の梅子は、夢が自分の手から離れ、後継者たちによって拡大されていく様子を、「影法師」のように静かに見守っていたと言われています。
このときの梅子の内面をしる資料は、メモ程度しかありません。六十五歳で脳溢血で逝く夜は嵐でした。メモには一言書き残しています。
「Storm last night(昨夜、嵐)」
梅子の絶筆でした。その耳には、明治という時代の嵐を生きてきた青春の足音が、聞こえていたのかもしれません。
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彼女の行動のすべてに「愛が溢れ出て、外に及んでいる」印象を受けました。
当時女子の高等教育を取り囲む環境は、まるでひび割れた大地のようだったでしょうに。
そこを彼女は理解してくれる人、集まってきてくれる人たち一人ひとりに精一杯水や肥料、日光を、それこそご自身の身を削って、与えたように思います。
そしてそんな種子が枝を広げ、多くの実を結んだ結果が、今日の女子の地位の向上につながったのだ、と感謝しています。
母として、妻として、そして一女性として、人のお役に立てられる事を常に考えて、行動できるようでありたいと、改めて襟を正しました。
二日間にわたって、とても勉強になるお話の紹介を、ありがとうございました。
本当に梅子さんのような生き方は相当の勇気と行動力が必要だな、と読みながらひしひしと感じました。
なんて素晴らしいのでしょうか。彼女の考え方一つとっても本当に真の教育者でありそれぞれの個性に合わせて取り扱う、これも学ばせていただく女学生の方たちも大変ありがたかったのではないかと思います。
彼女のような本物の教育者が増えれば、可能性を秘めた今の子供たちもさまざまな能力を発揮して目標や夢を持ち、目をキラキラ輝かせる子供たちが増えるのでは...と感じました。
私自身もなんだかとても梅子さんの記事を拝見して勇気をもらいました!
ありがとうございました!!
明治の幕開けには、奇跡のように、私心を忘れ、公のために命をささげた人たちが多いですね。
吉田松陰も、津田梅子も、本物の教育というものに純粋に命を賭けて生きていた。
津田梅子さんは、女性ですし、大変だったことでしょうが、大切なところでは、迷われていないのが凄いです。
天命に生きた津田梅子さんと、同じ日本女性であることを、思い起こさねば。
こういう方の言葉をよむと、なんと自分は脆弱なのかと思います。
身体も大事ですが、学問も生涯、大切ですね。
ありがとうございます。
長い歴史から見ると日本で女性の地位が認められるようになったのはまだ最近のことですね。現代は、男女が平等に教育を受けることができ、結婚して仕事を続けることも選択でき、自分の意見を言うこともあたりまえの世の中になってきて、さまざまな分野で活躍する日本女性がたくさんいます。しかし津田梅子さんがいなければこのような世の中はまだまだ先のことだったでしょう。「官費で留学をさせてもらったのだから、返さなければ」という思いは本当に立派だと思います。「あたりまえ」の今にあぐらをかかず、感謝の気持ちと自分にできるお返しをしなければいけませんね!
現在のように情報もほとんど得られない時代、しかも7歳で渡米して11年を過ごされた津田梅子さん。
この部分を読んだだけでも私にとっては驚きでした。
情報に溢れた昨今、しかもいい歳をした大人(私のことです(涙))が、アメリカへ行くことを躊躇していたのかと思うと、恥ずかしさで一杯です。
平安な一生を選ばず、自分の信念を貫き通す意思の強さと実行力や冷静な判断力は本当に素晴らしいの一言です。
「私を人々の為に最大限に活用して下さい。」ただただこの思いを貫くことが全てを成し遂げる源となっているのだなと感じました。
みどりさんお帰りなさい。
今年はお会いできませんでしたが、またいつかお会いできることを楽しみにしています。
毎月のように日米を往復されている雅代さん、それだけでも凄いことなのに、多忙なスケジュールの中、一人ひとりの話に耳を傾けられて自分の事のように真に身なって話を聞いてくださり愛情を一杯に注いでくださる雅代さんは津田梅子さんの生き方と重なります。
私もそんな雅代さんに出会えたことに感謝の気持ちで一杯になります。
私たち日本女性へ教育の機会を与えてくれた津田梅子さん、日本女性が元気になるようにと日本中を飛び回っておられる雅代さんを本当に凄いな~と思います。
私も信念を持って自分の本当の使命が何なのかを見つけていき、それを貫き通して行きたいと思います。
すごい生き様ですね!
「真の教育は生徒の個性に従って、別々の取り扱う」は、
とても確信を得たことだと思います。
知識重視で、詰め込むだけ詰め込み、
全く無意味な競争をさせ、人間性、霊性を全く無視した
今の教育とは雲泥の差があると思います。
「私の内に神の愛が溢れて、外に及ぶことができますように」
津田梅子さんの言葉を見て、以前から気になっていた言葉
「まず自分をケアしなければ、人をケアすることはできない」
という言葉の本質に触れたような気がしました。
津田梅子さんの情熱と志が受け継がれ
今の津田塾大学があるのですね。。
素晴らしい女性の物語を紹介してくださって
ありがとうございました!!
津田梅子さんの地道で、意思を貫き通した人生に、
本当に頭が下がります。
ご本人にとってはまだまだこれから、という想いもあったとは思いますが、
彼女の夢が現代の私たちを作っていただけた、ありがたい事ですね。
私も大きな夢を持ってそれを貫き通せるような、
強くて優しい女性になりたいです。
嵐のように強く激しく生き 思いの実現手前で病にたおれて さぞ心に嵐が吹き荒れたことでしょうね でも高い信念のもと教育されたからこそ 後をつぎ梅子さんの志を成し遂げていってくれたのだろうと思います そしてその象徴のように嵐の夜をプレゼントされ それに自分自身の生を重ねられたのだろうと思います
それにしても何とゆう一生でしょう
留学を終えて帰ったときのカルチャーショック そして日本社会に対してのジレンマは相当なものだったでしょうね
「官費で留学、、、返さねば」とあまりにも律儀すぎる人だから病に倒れてしまったのではと思います が そういう人だからこそ女性教育を変革できたのでしょうね
こんな立派な人と比べるのはおこがましいですが まあなんてゆるゆる生きてきてしまったのだろうと反省します 梅子さんが身を捧げてその果てに病に倒れてしまった歳に 自分はやっと人生のスタートラインに立っている 百歳までがんばります(雅代メソッドを杖に)
真の教育とは?という想いがいつも心に
描いておられ、自分の気持ちに確かな想いで
突き進んでこられたんだなあと伝わってきます。
自分の身を削ってまでも前進されるのは本当に
素晴らしさを感じさせられます。誰もが見返りを
求めず、回りに喜んでもらうことが有り難いと
過ごせれることが本当の幸せなんだろうなあと
感じました。私も信念をしっかりもち生きていける
様に自分で自分の尻をたたきながら これからも
生きていきたいと思います。
素晴らしい報告をありがとうございます。
数々の試練があっても、人々の為に尽力された生き方は、本当にすごいですね。
又どんな立派な施設よりも、やる気や創造力が大切という言葉がとても印象に残りました。
沢山の勇気と刺激をありがとうございます。
津田梅子さんの生き様に、大感激しました。
特に、「新しいことを始めて一時的に目立つのはたやすいかもしれません。けれども継続していくことは難しく、成功はさらに困難なのです。」という言葉が、ずしんと心に響きました。
くみさんも書いてられますが、雅代さんの生き方に似ていると思いました。
1つ違うのは、健康のことをしてられるので、雅代さんは、ご自分の健康管理もとってもしっかりとしてられるということです。
やはり、歴史を変えるようなことをしている人は、本当に芯が強く、目標に向かって、着実に歩を進めてられるということも、梅子さんと雅代さんの生き方から学ばせていただきました。
強い信念と勇気を持って身を粉にして熱心に真の教育を追求し続けられた梅子さんのお姿には本当に頭が下がります。
「少数の学ぶ熱意のある女学生に確かな知識を授け、世の中で独立していける実力を養い、教師と学生の人格的触れ合いを通して、心と魂の豊かな糧を与えること」「真の教育は生徒の個性に従って別々に取扱わなければいけない」というくだりは正に教育の神髄と言えるのではないでしょうか?
物質より大切なもの・・教師の資格と熱心、そして学生の研究心。教える側だけでなく、学ぶ側の心の持ちようも良い教育を作っていく上で大切なものなんですね。
現代版津田梅子である雅代さんの雅代塾で私も良き学生になってもっと学ばせていただいて、強く信念を持って夢に向かって
いける女性になりたいと思います。
2日間にわたり素晴らしい生き方をされた津田梅子さんのお話をありがとうございました!
私もまず「一度踏み出したら後にはひかない意志の強さ・・」の部分で、パッと頭に浮かんだのは雅代さんです。何事も1度決めた事は必ず続行し、何かを確実に生み出される・・・それには、梅子さんと共通するところが沢山あると思います。女性教育に夢と情熱を持ち、前進し続けてきた梅子さん。日本を元気にしようと前進し続けている雅代さん。どちらも逆境に負けずに生きた(生きている)女性だと思います。
私も少しでもこの素晴らしい先輩方に近づけるよう、頑張ります!!
「私のうちに神の愛が溢れて、外に及ぶことができますように」
何度読んでも胸にしみる言葉だと思います。
自分の信じた道を進むというのは、言葉では簡単でも、
実行するのはとても大変なことだと思います。
でも、梅子さんの情熱や理想が本物だったから、
たくさんの人々が集まってきたのでしょうね。
すばらしい女性のお話をありがとうございました。
「頭が垂れる」という事は、こういう生き方なのだろうと思います。
「嵐の時代」を生きてこられた梅子さん、女性が勉学に励むなんていうことは蔑視された時代の生き様に思いを馳せただけでも、どんなにか困難な事が多かっただろうと想像出来ます。
「津田塾大学」創立108年、この間にどれくらい沢山の若者が、津田塾を巣立っていったのでしょうか?
亡くなられた今も「私の中の神の愛が溢れて、外に及ぶ事ができますように」・・・・沢山の学生さん達、そして、このブログの読者達にも、その愛が及んでいることは間違いないですね。
身近な人、周りの人に、わたしが出来る「愛」を実践して行こうと思います。
私の想像を遥かに超える梅子さんや先人の粉骨砕身の努力のお陰で、
今、女性でも大学進学が当たり前になって来ている現代にいられることに心から感謝します。
「官費で恵まれた留学をさせてもらったのだから、返さなければ」
との梅子さんのお言葉、「先人から受けたものを次世代に引き継ぐのが年長者の役目」と仰っていた雅代さんのお言葉に相通じるものがあると思います。
私も斯くあらねば、と氣持ちが引き締まる思いで読ませて頂きました。
梅子さんのお話の再掲載、どうも有り難うございました。
明治時代に遅れている日本女性の教育のために、新しい道を切り開いていくというのは、どんなに大変だったことでしょう。
信念を貫き通した梅子さんの生き方は、本当に素晴らしいです。
そのおかげで現代の女性の恵まれた環境があることに感謝です。
「真の教育は生徒の個性に従って、別々の取り扱いをしなければなりません」・・・教育の中で最も大切なことだと思います。
今の教育もこのような教育に蘇ってほしいです。
素晴らしいお話の再掲載をありがとうございました。